ワイヤレスブリッジを設定する方法?

Wi-Fiワイヤレスブリッジは、大きい家やオフィス環境向けの無線電波の届く範囲を広げるための機能です。

Wi-Fiワイヤレスブリッジの設定方法

設置する前に

まず、2台以上の無線LANルーターが必要です。1つはモデムに配線する「親機」、その他は親機に無線で接続できる「子機」です。通常、古い方のルーターが親機として使用する場合は、そのブリッジ機能、或いはWDS機能をオフにする必要があります。その代わり、子機はこれらの機能がないと子機として使用できないため、以上の機能をオンにする必要があります。また、違うブランドのルーターをブリッジすることも可能です。

手順

1. 親ルーターがインターネットにアクセスできることを確認してください。

2. 親ルーターにログインしてください。メニュー「ネットワーク設定」または「LAN設定」でDHCP機能をオンにしてください。これによって、ルーターは自動的にIPアドレスを割り当てることができます。

3. 親ルーターをコンピューターから切断し、代わりに子ルーターをコンピューターに接続してください。それから子ルーターにログインし、DHCP機能をオフにしてください。

4. 「LAN」や「ネットワーク」で、IPアドレスを変更できる入力ボックスを見つけ、子ルーターを親ルーターのIPアドレスとは違うIPアドレスを設定してください。例えば、親ルーターのIPが[192.168.1.1]の場合、スレーブルーターのIPを[192.168.1.2]に変更することをお勧めします。

5. 子ルーターの「設定」でWi-Fiの名前とパスワードを変更してください( ネットワーク名SSIDはWi-Fi名です)。忘れしないよう、子ルーターは親ルーターと同じパスワードを使用することをお勧めします。

6. 子ルーターの「ワイヤレス設定」でAPデバイスをスキャンしてください。親ルーターのWi-Fi名をスキャンした後、それを選択して「接続」(或いは「セーブ」)をクリックしてください。

これで、ワイヤレスブリッジングの設定プロセスがすべて完了し、ネットワークが正常にブリッジされたはずです。

よくある質問と注意事項

よくある質問

1.上記のステップ4で説明したように、親ルーターと子ルーターのIPアドレスが違うことを確認してください。

2.上記のステップ2で述べたように、親ルーターのDHCP機能がオンになっていることを確認してください。ホームネットワーク全体で親ルーターのDHCPサーバーをオンのままにし、すべての子ルーターでDHCPをオフにしてください。

注意事項

1. 無制限のローミングをサポートするワイヤレス端末デバイスが複数の無線LANルーターの間を移動する場合、ローミングは可能ですが、シームレスではないことにご注意ください。

2. この記事では、ワイヤレスブリッジングについての説明で、LANポートカスケードブリッジ(有線ブリッジング)に関する内容ではありません。ワイヤレスブリッジングはネットワークリソースに少しのロスを引き起こしますが、LANポートカスケードブリッジングは各ルーターを接続するためにネットワークケーブルを使用する必要があり、インテリアの外見に影響を与えます。ネットワークの範囲を広げるための、ニーズに合った解決案をお選びください。

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